モデル解説(非公式)
Genjutsu AI の使い方|Higgsfield の動画改変ツールを無料で試す方法・料金・Kling との違い
Genjutsu(ゲンジュツ)は、AI 動画サービス Higgsfield が 2026年9月に公開した「動画の中身を書き換える」ツールです。 日本では「幻術AI」「幻術 AI 動画」とも呼ばれ、元動画の動きやカメラワークはそのままに、人物・服・背景・スタイルを差し替えた動画が SNS で話題になりました。 このページでは、公式情報をもとに 3 つのモードの違い、使い方、料金、無料で試す方法を日本語で整理します。
Genjutsu AI とは?3つのモードと仕様
公式の説明は「Reality manipulation for video(動画のための現実改変)」。テキストから新しく動画を作るのではなく、手元の動画を入力して、その動き・カメラワーク・テンポを残したまま中身を置き換える「動画から動画(video-to-video)」型のツールです。 2026年9月2日(日本時間)に Higgsfield の公式 X で発表されました。
| モード | できること | 向いている用途 |
|---|---|---|
| Motion Transfer(モーション転送) | 元動画の動き・カメラワーク・テンポを保ったまま、参照画像をもとにシーン全体を作り直す | 人物の入れ替え、ダンス動画のキャラクター化、背景ごと別世界にする |
| Object Swap(オブジェクト置き換え) | 指定した要素だけを差し替え、それ以外の画面はそのまま残す | 服・小物・商品だけを変える、看板やロゴ部分の差し替え |
| Restyle(リスタイル) | プリセットのスタイルを選んで、動画全体の画風を変える(後から追加されたモード) | 実写をアニメ調・イラスト調などに変える |
主な仕様(公式ページの記載)
- 入力動画の長さ:3〜30秒(公式ブログでは 4〜30秒と記載。ページによって表記に差があります)
- 参照画像:最大 30〜40 枚(同上)。API では 1 回あたり 1〜8 枚(Restyle は 0〜5 枚)
- 出力解像度:最大 1080p(480p / 720p / 1080p)
- どの基盤モデルを使っているかは、公式には公表されていません
Genjutsu AI の使い方(Motion Transfer の基本手順)
- 元になる動画を用意する:自分で撮影した 3〜30 秒の動画が基本です。他人の動画や MV・映画の映像を無断で使うのは避けましょう。
- モードを選ぶ:人物や世界観ごと変えたいなら Motion Transfer、服や商品など一部だけ変えたいなら Object Swap、画風だけ変えたいなら Restyle。
- 参照画像を追加する:置き換えたいキャラクター・衣装・背景の画像をアップロードします。顔や全身がはっきり写った画像のほうが狙いどおりになりやすくなります。
- まず低い解像度で試す:480p は 720p の半分以下のクレジットで済むため、構図や動きを確認してから 720p / 1080p で仕上げると無駄がありません。
- 書き出し・投稿:人物の入れ替えを含む動画を公開するときは、映っている本人の許可と、AI 生成であることの明記を忘れずに。
Higgsfield Genjutsu の料金(円の目安つき)
最終更新日:2026年10月2日
Higgsfield のプラン(公式サイト)
第三者の調査(2026年9月16日に公式サイトを確認したもの)によると、以前あった無料プランは廃止されており、 現在は有料プランの Starter(月額 $19〜)から利用する形です。
| プラン | 月額(USD) | 円の目安 | 月間クレジット |
|---|---|---|---|
| Starter | $19 | 約3,000円 | 270 |
| Plus | $59(年払いなら $47/月) | 約9,330円(年払い 約7,430円/月) | 1,200 |
| Ultra | $129〜(年払いなら $99〜/月) | 約20,390円〜 | 3,000 / 6,000 / 9,000 |
Genjutsu 1 本あたりの消費クレジット(15秒の場合)
| 解像度 | 消費クレジット | ドル換算(公式記載) | 円の目安 |
|---|---|---|---|
| 480p | 40 | 約 $2.00 | 約320円 |
| 720p | 104 | 約 $5.20 | 約820円 |
| 1080p | 144 | 約 $7.20 | 約1,140円 |
たとえば Starter(270 クレジット)なら、15秒・720p で約 2 本、480p なら約 6 本が目安です。
API で使う場合(開発者向け)
Higgsfield は Genjutsu を API(open.higgsfield.ai)でも提供しています。サイトのサブスクとは別会計で、 入力動画の秒数(切り上げ)に応じて課金されます。利用には最低 $5 のチャージが必要です。
| 解像度 | 1秒あたり(表示価格) | 円の目安 | 10秒の場合 |
|---|---|---|---|
| 480p | $0.318 | 約50円 | $3.18(約500円) |
| 720p | $0.681 | 約110円 | $6.81(約1,080円) |
| 1080p | $1.632 | 約260円 | $16.32(約2,580円) |
円換算は 2026年10月2日 の日本銀行 外国為替市況(ドル/円 中心相場) 1ドル=158.08円で計算した目安です。実際の請求額はカード会社の為替レート・手数料・税により異なります。
Genjutsu AI を無料で試す方法はある?
結論から言うと、Genjutsu を継続して無料で使える公式の方法は、現時点では確認できませんでした。発表時の公式投稿には「Try it for free」とありましたが、無料で使える回数やクレジット数は公式には明記されていません。
- 公式のキャンペーンを確認する:無料枠や割引は期間限定で実施されることがあるため、Higgsfield の公式サイト・公式 X をチェックしましょう。
- 少額から試すなら API:最低チャージ $5(約790円)から使え、サブスク契約は不要です(開発者向け)。
- 似た表現を無料クレジットで試す:Sesshu では、新規登録の無料クレジットで参照画像から動画や画像から動画を試せます。 Genjutsu そのものではなく、動画を入力して動きを移す機能(モーション転送)は対応準備中です。
なお「genjutsu.ai」というドメインのサイトは Higgsfield とは無関係です(2026年10月2日確認)。公式は higgsfield.ai です。
Genjutsu と Kling Motion Control の違い
「genjutsu vs kling motion control」で比較されることが多いのが、Kling(快手)の Motion Control です。 どちらも「参照動画の動きを別のキャラクターに移す」用途で使われますが、大きな違いは複数人の動画への対応です。
| Genjutsu(Motion Transfer) | Kling Motion Control | |
|---|---|---|
| 提供元 | Higgsfield | 快手(Kuaishou) |
| 複数人の動画 | 群舞など複数人が映る動画のキャラクター化に使われている(STORM など) | 1 回に動かせるのは 1 人。参照動画に複数人いる場合は、画面に最も大きく映る人物の動きを追従※ |
| 置き換えの範囲 | シーン全体の作り直し(Motion Transfer)/一部だけの差し替え(Object Swap)を選べる | 参照動画の人物の動きをキャラクターに適用 |
1 人の踊りや演技を移すだけなら Kling Motion Control でも十分ですが、2 人以上のダンスや群舞をまとめて置き換えたいなら Genjutsuが向いています。 Kling の各バージョンについてはKling 4.0 の解説、 主要モデルの比較はKling・Seedance・Veo 比較もご覧ください。
STORM 風の群舞動画の作り方
2026年9月、制服姿の大人数が同じ振り付けで踊る「STORM」「STORM II」と呼ばれる AI 動画が SNS で流行しました。 解説記事によると、こうした群舞動画の多くは Genjutsu の Motion Transfer で作られています。基本的な流れは次のとおりです。
- 元のダンス動画を撮る:自分たちで踊った動画を 30 秒以内で用意します(人数がそろっていなくても、フォーメーションが分かれば OK)。
- 見た目の参照画像を用意する:制服・衣装・キャラクターの画像を数枚。全員の雰囲気をそろえたいときは同じテイストの画像でまとめます。
- Motion Transfer で生成:元動画と参照画像を入れて生成。最初は 480p で動きの崩れがないか確認します。
- 仕上げ:気に入ったら 720p / 1080p で生成し直し、音楽を付けて書き出します。音源の権利にも注意しましょう。
よくある質問
Genjutsu AI は無料で使えますか?
+
現時点で、継続して無料で使える公式の方法は確認できていません。以前の無料プランは廃止され、Starter(月額$19〜)からの利用です。期間限定のキャンペーンが行われることもあるため、公式サイトをご確認ください。
Higgsfield Genjutsu の料金はいくらですか?
+
公式ブログによると、15秒の動画で480pが40クレジット(約$2.00)、720pが104クレジット(約$5.20)、1080pが144クレジット(約$7.20)です。円換算はページ内の目安をご覧ください。
「幻術AI」と Genjutsu は同じものですか?
+
はい。日本では Higgsfield の Genjutsu を「幻術AI」「幻術 AI 動画」と呼ぶことがあります。なお genjutsu.ai というドメインのサイトは Higgsfield とは無関係です。
Genjutsu で何秒の動画まで変換できますか?
+
公式ページでは入力動画 3〜30 秒(ブログでは 4〜30 秒)と案内されています。出力は最大 1080p です。
Kling Motion Control と Genjutsu はどちらを使えばいいですか?
+
1人の動きを移すだけなら Kling Motion Control でも対応できます。Kling は1回に1人しか動かせないため、群舞や2人以上のダンスをまとめて置き換えたい場合は Genjutsu が向いています。
このサイトで Genjutsu は使えますか?
+
Sesshu は Higgsfield と提携していない非公式・第三者サイトのため、Genjutsu そのものは提供していません。本サイトの生成器では、参照画像から動画・画像から動画を無料クレジットで試せます。動画の動きを移すモーション転送は対応準備中です。
出典(確認日:2026年10月2日)
- Higgsfield 公式ブログ「Higgsfield Genjutsu」
- Higgsfield 公式 X(2026年9月2日の発表)
- Higgsfield API モデルページ(Motion Transfer)
- Higgsfield ヘルプセンター「What is the Higgsfield API」
- Higgsfield 利用規約(2026-07-23版)
- adsgen.ai「Higgsfield Pricing」(第三者・2026-09-16 確認)
- asapai「AI video person swap guide」(Kling 公式ガイドの引用)
- top5apps「How to make the Yung Lean STORM AI video」